診療内容Service

アートメイク・入れ墨の除去

一度入れたが不要になった方へ

不要になったアートメイクや入れ墨(タトゥー)…
傷をつくらずにできるだけ綺麗にしたい方へ

どのような治療(手術)ですか?

長期間皮膚に色を定着させたい場合、垢になってむけてしまう表皮よりさらに深く、真皮内に色を置いてくる必要があります。そこで、針で皮膚に小さな傷を作ってそこに色素を置いてくる、アートメイクや入れ墨という方法が用いられます。
ところが・・・当初は長持ちするように、と入れた色が、要らなくなる場合があります。
そんな時にまずおすすめするのは、真皮内に取り残されている色素をレーザーで破壊する治療です。
色の種類(材質)や量、深さなどによって治療回数は変わってきます。
時間と治療回数はかかりますが、ほとんど新たに傷を作ることなく色を薄くできるのがメリットです。

しかし、レーザーで壊れにくい材質の色だったり・なるべく早くスッキリしたい!という場合には、色がなくなるまでレーザーで削ったり、色の入っている部分の皮膚をメスで切り取って縫ってしまったりすることもあります。
削れば深い擦り傷やヤケドの跡のような傷跡が残りますし・切って縫えば線の傷跡が残ってしまいますので、なるべく綺麗に治療したい方にはおすすめしていません。

また、今ある色の上に肌色の色素を入れ墨するのはやめましょう。
反応が悪くなりますし・そもそも自分のお肌の色に完璧にマッチさせるのは不可能です。

色素を破壊するレーザーのイメージ

小林クリニックのこだわり

  • 照射する部位に、必ず局部麻酔を行います

    しみやそばかすのような軽い痛みではなく真皮内にしっかり色が入っている場合はそれを破壊する時の痛みは相当なものです。(色素を入れる時の痛みよりはるかに痛いはずです)「自分で墨を入れたんだから多少の痛みは我慢しなさい!」という先生もおられるようですが、当院では必ずレーザーする部位に局所麻酔麻酔を使います。弾かれるような感覚はありますが痛みはかなり楽になります。

治療の流れFlow

初診

ご希望の方には初診日の治療も可能です。

所要時間

所要時間は除去するアートメイク・入れ墨の大きさにもよりますが数分~10分程度です。

治療直後

局所麻酔とレーザー後の腫れが出ますが数日のうちにはおさまります。
よほど広範囲の治療でなければ消炎鎮痛剤etc.を使うほど痛みは残りません。

再診

初回は1週間後頃に再診していただきます。

経過Follow up

  • 特に初回、浅い部分にまだ色がたくさんある場合、レーザー後はヤケドや擦り傷のようにじゅくじゅくして数日でカサブタになりますが、1週間ほどでカサブタが取れて皮膚が張ります。その間、レーザー部位は普通に洗顔・メイク・入浴していただけます。
  • 浅い色はカサブタとともに剥がれ落ちますが真皮内の深い色はレーザーで破壊された後は徐々にカラダに吸収されていきます。特にお急ぎでない場合、次のレーザー治療は壊れた色が吸収されるのを待って、3ヶ月ほど間隔を空けることをおすすめします。

注意点Attention

  • かさぶたが剥がれて1~2週間のうちにレーザーした部位がモヤモヤと茶色くなってくる場合があります。
    これは色度沈着と言って、虫刺されやカブれetc.のあとが茶色くなる理屈と同じです。(生体の反応として異常な反応ではありません)
  • 色素沈着は主に肌質によって出やすい人・出にくい人がいますが、出てしまっても心配ありません。
  • 通常(お顔であれば)半年ほどすれば肌色に戻ってきますが、美白剤やビタミンAを使ったお手入れやトリートメントをすると早くおさまってきますので、気になる方はご相談ください。

料金Price

眉のアートメイク(左右) 30,000円(税別)/回
入れ墨 1㎠=10,000円(税別)/回  (※ただしサイズの大きな場合は割り引きがあります)
料金に消費税は含まれておりません