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11/19 の北國新聞 日曜版です。
暫くの間、雑誌 (Clubism/金澤/ACTUS ) ・新聞 (北國新聞) のコラムはお休みしていたのですが…北國新聞の日曜版だけ復活する事にしました。
今回のコラムは 先日の9周年記念セミナーでお話した事を要約して書いてみました。(スマホでご覧の方は画面を拡大して読んでみて下さい)
文字数制限があるのでかなり端折った内容でご理解頂けたかどうか若干不安ではありますが…
“機能を正常化させる” ビタミンAの補給 (僕はお肌の栄養療法と呼んでいます) にとどまらず、さらなる治療効果を期待するには「成長因子」がキーワードになると思っています。
今クリニックでお受け頂ける”成長因子を増幅させる”治療はこんなメニューです。
① コラーゲンピール (PRX-T®︎33)
② スキンニードリング
③ 多血小板血漿注入療法 (PRP)
一部、厚生労働省の認可が必要となる治療も含まれていますが当院では安心してお受け頂く事ができます。
“ビタミンAのその先” の治療にご興味をお持ち頂けた皆様は僕 or スタッフにご相談下さいませ。
9月に入って随分と過ごし易くなって参りました。
チョッとご案内するタイミングが遅くなって申し訳ない話題ですが…わき汗についてです。
クリニックでは春先から ”わき汗” のご相談を受ける事が多くなります。
僕がいつもお聞きするのは「汗の量だけ減れば良いですか?それとも匂いやシャツの黄ばみも気になりますか?」と言うポイントです。
アポクリン腺が原因のお悩みは物理的に取り除くのが最も確実なので手術 (クワドラカット法) をお勧めするのですが…汗の量だけ減れば良い、と言う方にはボトックス注射やパースピレックスをお勧めしています。
ボトックスは効果が持続している間はメンテナンスフリーで非常に快適なのですが、ちょっと治療コストが高いのが難点です。
パースピレックスは就寝前に塗って・朝シャワーで洗い流すタイプの外用剤です。
一般的な制汗剤はデオドラント効果と多少パウダーでサラサラする程度で汗の量はさほど減りませんし持続時間も短いのですが、パースピレックスは成分の塩化アルミニウムが汗と反応して汗腺深部に ”フタ” を作ってくれます。
このメカニズムで汗の量が減るんですね。
形成された ”フタ” はお肌のターンオーバーに従って排出されますが、表面に乗っているだけの制汗剤に比べれば持続時間は長いです。
現在、塗るタイプの制汗剤の中では最も効果が期待出来るものだと思いますので、汗の量だけ減らしたい!と言う方にはまずお勧めしています。
カラダに傷も作らず・コストもさほどかからず…わき汗治療の入り口として非常に優秀だと思います。
現在、当院では数年前に日本で初めて厚生労働省の承認を受けたアラガン社のヒアルロン酸製剤を使っています。
日本法人が出来たおかげで様々な患者さん向けの資料も充実してきました。
定期的にキャンペーンツール(わかりやすくお伝えする為のパンフレットetc.)を送って頂いているのですが….今までのものは少々悪ふざけをしているように見えたりして品のある患者さんが多い当院のスタイルにはマッチしない!と思い、あまり活用してきませんでした。(アラガンさんごめんなさい)
ただ….今回のは良い!です。(笑)
30代以降、骨の萎縮や脂肪の減少・下垂が原因でシワが増えたりフェイスラインに変化が出て来たりします。これを「皮膚のたるみのせいだ!」とお思いになる方が多いのですが、実はボリュームの減少・移動によって引き起こされる要素が大きいのですよ、といつもご説明しています。
昔は「ヒアルロン酸は気になるシワの部位に注射するもの」という認識が一般的でした。しかし、加齢に伴いお顔でどんな変化が起こっているか…を 皮膚だけでなく骨も含めた三次元で考えてみると 注入法も ”失われた部位にボリュームを補充することが重要である” と言う認識に変わってきています。
そんな訳で当院でも以前から ”ヒアルロン酸リフト” というネーミングでボリュームの再建・それに伴うリフトアップ効果をお勧めして来ましたが、ここへ来てアラガンさんがそれを体系だてて整理してこのような資料も作っていただけるようになりました。
ポイントは ①ほほ ②こめかみ ③あご です。
このエリアのボリュームをしっかりと補充してあげることでお顔の輪郭の凸凹が改善され・お肌のハリ感もupし・余計なシワや影が出来なくなる為に非常にスッキリとした印象になります。
ご興味のある方はクリニックにこのパンフレットを置いてありますので是非手に取って読んでみてくださいね。
「夏はダメージいっぱい受けちゃうから….秋になったらお手入れ頑張ります。」
こんなふうにおっしゃる患者さんが結構たくさんいらっしゃいます。
・夏は紫外線が強い
・お肌の老化の80%は紫外線 (光老化)
この2点の認識はとても正しいと思います。
では、なぜ20代後半から(シミ・しわ・くすみ・お化粧ノリetc.)色々な肌質の変化が起こってくるのでしょうか?
それはお肌の修復力・再生力が衰えてきているからです。
まだお肌に元気があった10代の頃はどんなに日焼けをしてもシミなんて出来なかったのですが、年齢都ともに受けたダメージを修復できなくなってきます。
そんな訳で「夏場はお手入頑張ってもどうせ紫外線を浴びてしまうし…」
ではなくって「受けてしまったダメージをなるべく早めに修復していく」ことが重要です。
夏休み中はお子様との時間が大切な時期ではありますが
少しだけお時間を作って頂いて ”ダメージ修復の為のトリートメント” を今から頑張ってみましょう。
お肌は正直者ですからきっとこたえてくれると思いますよ。